大学対抗勝ち抜き「道場破り」シリーズ第4戦
ダークホース・東京外大の優勝で幕を閉じた2014年のJAL杯上海大学対抗ゴルフ大会。今年より新たに、優勝校には「勇者の翼」が与えられるようになりました。
この「翼」を所持している学校は、他校から対抗試合の挑戦を受けなくてはなりません。勝てば「翼」は防衛されますが、その戦いにもし敗れれば「翼」は勝利校に移転します。この戦いは以後1年間にわたり続き、「翼」の奪取を目指して各校が争うことになります。
この「翼」を賭けた対抗戦を「道場破り戦」と呼び、翌年の大学対抗開催時にこの「翼」を手元に置いてある学校が真の「最強勇者」として認定されるのです。
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先日実施された第18回東京六大学対抗にて勝利した早稲田が、一度は手放した「翼」を再び引き戻したところに、北大と中央が挑戦状を叩きつけ、11月9日に青浦にて、三つ巴での戦いが繰り広げられました。
結果は以下の通り。
中央/75.7(13名)
北海道/77.1(9名)
早稲田/77.5(20名)
中央が他2校に差をつける好スコアで「圧勝」し、見事に翼を奪還しました。
中央が勝利に沸いている場で、すぐ隣に居合わせたのは次週の早慶戦に備えて練習会を行っていた慶応のメンバーたち。早慶戦が翼争奪戦になると準備していた慶応にとっては肩すかしを食らった格好になり、ということならばと中央に「果たし状」を突きつける形で次回の「道場破り戦」がその場で申し込まれました。
次なる戦いは12月7日。暫定王者中央大学に、慶応大学が挑むことになります。
なお、道場破りの申し込みについては、今年の本大会に参加した学校のみに資格があります。希望校は、全国大学対抗特設サイトより申し込み手続きを行ってください。
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上海大学対抗ゴルフ大会 道場破りの掟
一、「上海大学対抗ゴルフ大会最強勇者の翼」(以下、「翼」という)は、上海在住日本の大学卒業者による同窓会の中で、最も強くかつ真の勇気をもつ者に対して与えられるものである。翼は上海大学対抗ゴルフ大会(以下「当該年大会」とする)の優勝校に託され、その後一年間、対抗戦(以下「道場破り戦」とする)によって移転する。そして、次年度の上海大学対抗ゴルフ大会(以下「次年度大会」という)開催時に翼を所持している学校が最強勇者として認定される。
二、最強勇者は奨学金を得る。奨学金は当該年大会の会費から出費され、次年度大会成績発表会において付与される。
三、道場破り戦を申し出ることができるのは当該年大会参加校である。
四、翼を所持する学校が道場破り戦の申し出を受けた時は、他の学校との道場破り戦の予定がない場合は、その申しを受けてから三ヶ月以内に道場破り戦を開催しなければならない。翼を所持する学校の都合により道場破り戦を開催しない場合や開催を取り止める場合は、翼は申し出を行った学校へ移転するものとする。
五、翼を所持する学校が、他校との道場破り戦が決定済みで、かつ未開催の場合は、それ以外の学校と道場破り戦をしてはならない。
六、道場破り戦のルールは、当該年大会のルールと同じものを採用しなければならない。ただし、ひとつのラウンドを道場破り戦とすると同時に、別もしくは同じルールで他のゲームを行うことも可とする。
七、一校対一校での試合のみならず、複数校が会する試合を道場破り戦とすることも可とする。
八、道場破り戦の予定および結果は大学対抗ゴルフ大会ウェブに速やかに登録しなければならない。
平成二十六年六月八日
第十五回大会代表幹事
近畿連合・北海道大学・日本航空・大薗治夫制定す