こんにちは。
STRコミュニュケーション協会の森松信樹です。
今年は台風の当たり年なんでしょうか? 日本列島を横断していった台風19号、被害に遭われた方も多かったことでしょう。
人間の力では、天災にはどうしても抵抗できません。静かに、晴れる時が来るまで待っていた方が良いでしょう。
人の運気も似たような所があって、いくら本人が頑張っても、上手くいかない年回りがあります。
2005年にデビューして、2009年にサロンパス杯、ツアー選手権のメジャー大会2勝など、年間6勝をあげて横峯さくらと賞金女王争いをした諸見里しのぶ選手。
このままスターダムにのし上がるかと思われましたがしかし、その後思うように成績が伸びず、2014の今年には、2009年にメジャー勝利で獲得した5年シードが終わってしまいます。
どうして彼女は負のスパイラルにハマっているのか。今日はそれを見てみたいと思います。
<諸見里しのぶ 1986年7月16日生まれ>
【宿命:激】(生き方。人生のシナリオ)
正直で一本気。単純であれこれ細やかな神経を使うのは不得意です。人を疑うことを知らない純粋さを持って、直情型で喜怒哀楽を隠しません。地道にコツコツと努力を積み重ねることや、長い時間静かに考えたりするのは苦手ですが、忍耐力が養われれば、鬼に金棒となります。
【心:△2金】(本質。家族や恋人から見た人柄)
朗らかで、女らしい身のこなしを忘れない女性。愛想良く接しながら、必要以上に馴れ馴れしくする事はありません。自分の弱さを他人に見せたがらないプライドと精神的な強さが邪魔をして、心から和めないムードがありますが、実は甘えん坊で慎ましい所も兼ね備えています。一人ぼっちにもめげず、ひたすら努力を重ね、辛い立場でも愚痴をこぼさない辛抱強さを持つ女性です。
【頭:□1】(考え方。仕事の時の様子)
自主性が強く、常に何かを考え、自分にしかできないことでNO.1を取りたい。周りとのバランスを考えながらも、自分のペースが大切でゴーイングマイウェイ。
【適応値:0】(ストレスの受けやすさ)
団体生活で生きて行くのにマッチした人と言えます。男性、女性ともに会社などの組織で働くことを無難にこなします。
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諸見里さんのSTR的な印象としては、「物事をはっきり言う、ちょっと変わった女王さま」なタイプ。
心「△2金」の女性は、大らかさを持ちながらもプライドが人一倍高く、あまり人の意見を聞き入れません。常に立派であろうとするので、我慢強く、理想像に近づこうと努力を惜しみません。
宮里藍選手も絶賛するように、彼女のスイングの美しさには定評があります。完璧さを求める「△2」があればこそです。
また宿命が「激」なので、感情をストレートに表現します。ラウンド中、ミスをするとすぐに顔に出てしまうのはそのせいです。
理性的な考え方も、頭が「□1」なので、一般の人からみると変わった思考をするタイプです。
2011年ごろから不安神経症のような状態になってしまったようで「先のことが不安でたまらなくなってしまう」と漏らしています。
2014年03月5日放送の「WILL〜それでも僕は走り続ける〜」では
「2011年がすごい体調が悪かった。ゴルフをやっても突然眠くなったりとか。ガムを食べたり、水を飲んだりしても全然ダメで、やっぱり、体調がおかしいと思って知り合いの方に相談したら『食事で体が変わる』って教えてくださいました。食べ物の成分等にはすごくこだわるようになりました」
と身体にも影響があったことを語っています。
心に「2」を持つ人は、どちらかと言うと「リスク」が先に見える人です。目の前にある障害が気になって、それを回避しようとします。そのため、ちょっとした躓きから抜け出せなくなって悪循環に陥る時があります。
本当なら「1」や「3」の様に、楽天的に考えて、ちょっとした穴は飛び越えるぐらいだと良いんですけどね。
またSTRの運気をみてみると、好調だった2009年は「耕期・整」で、どちらかと言うと次の10年にむけた下準備の年でした。
それからの4年間は、
2010年「発期・費」シュッピの年。
2011年「発期・活」スタートの年。
2012年「成期・焦」イライラの年。
2013年「成期・安」ノンビリの年。
と、種蒔、成長の時機でした。
本来であれば、2014年は「咲期・実」で良い年なはずなのですが、Tポイントレディスとヤマハレディースの17位タイが今年の最高成績です。
メンタルの弱さが指摘されている彼女。昨年末のブログには
「今年は正直、色々な事がありすぎて私の人生で久しぶりに心からしんどかったぁ!っていう一年でした。
本当に本当に色々な事があったぁ、、、、
怪我があったり、、、、ゴルフが怖くなったり、、、、
会場に行くと吐き気がしたり、、、
人と話したくない、 、、、連絡も取りたくない、、、
こんな自分はダメだから
常に前向きに、、、、、余計苦しくなったり、、、。
はぁ、、、。しんどかったぁ!
でもそのたびに助けてくれる方々がいました。そのたびに支えてくれる方々がいました。
その人たちが居なかったら、、、。
きっと私は完全に潰れちゃってただろうなぁ。」
と、辛かった心の内を語っています。
また
「今年は私にとって、とても大きな決断をしました。
来年から一人でやってみよう、、、
今までは悩む前に誰かがアドバイスをくれる、頼る前に頼らせてくれる、、、。
問題が出される前に回答が先にありました。
私にとっては凄く幸せな環境でしたが、私自身が依存してしまっているなって感じて、、、
今回、、、プロになって初めて環境を変えてみます。」
と、いままで師事していた江連忠さんから巣立ちました。
環境を変えたことで、来年以降、本来の調子を取り戻して
ファンをわかせる素晴らしいスイングで、優勝争いをして
しのぶスマイルを見せてもらいたいですね。
いかがだったでしょうか?
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STRコミュニュケーション協会
それではまた来週。