こんにちは。STRコミュニュケーション協会の森松信樹です。
中国は10/1から国慶節という、1週間の連休になります。日本のゴールデンウィークと同じように、中国でもこの時期は人民大移動します。飛行機チケットなども高騰するし、各地の行楽地では行列の嵐。高速道路に勝手に捨てるゴミが問題になったりもします。
国慶節を過ぎると秋、すぐに寒い冬が訪れる上海ですが、日本の国内男子ツアーは賞金王争いで、いよいよ熱くなるシーズン終盤戦。
4月末の「つるやオープン」、8月末の「アールズエバーラスティングKBCオーガスタ」に続き、9月末の「アジアパシフィックオープン」で優勝した45歳の「中年の星」藤田寛之選手を今回は取り上げたいと思います。
＜藤田寛之 1969年6月16日生まれ＞
【宿命：義】（生き方。人生のシナリオ）
義理人情に厚くて、困っている人を見過ごしたり出来ない、大変面倒見の良い人です。夢やロマンティックなムードよりも、日々の現実を充実させる事に関心があります。
思考も行動も現実的で、過去も未来も現実の為なのです。現実に対応する処理能力はピカイチで、頭の回転も速い。
【心：○3海】（本質。家族や恋人から見た人柄）
マナーがあり、落ち着いた印象を与える男性。外見同様、何事もじっくり見据えて、落ち着いて考え、慎重に言動を起こします。
しかし鈍感な訳ではなく、聡明で何でもこなす器用さや感受性の鋭さで時代を見極める力もあります。また柔軟な付き合いもでき、相手の出方に合わせてタイミングを図るような駆け引きも上手で、たくさんの人に慕われ、リーダーとなる人が多い。
【頭：△3】（考え方。仕事の時の様子）
夢と希望に満ち溢れた、天真爛漫、好奇心旺盛な冒険家。こうと決めたら一直線に粘り強く、七転八起の精神で何度でもトライして行く。常に可能性追求し、皆の中心が大好きで、世界で通用する人間を目指す。
【適応値：H10】（ストレスの受けやすさ）
団体生活で生きて行くのにマッチした人と言えます。規範に従うことにあまり抵抗を感じません。
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藤田選手は、高校1年からゴルフを始め、香椎高校3年の時、日本ジュニアゴルフ選手権で4位に。専修大学時代にプロ転向して5年目、1997年のサントリーオープンで初優勝します。20代の頃はテレビ中継に出ることもなく無名で、苦しい時代を送りました。
2008年からは毎年優勝を記録し、遅咲きにして徐々にその才能を開花させていきます。2012年には年間4勝を挙げ、ついに初の賞金王へと上りつめました。43歳にしての初の賞金王獲得は、ツアー最年長記録として大きな話題になりました。ところが翌2013年は、春に疲労骨折をした影響で5年連続の優勝がストップしてしまいます。
海外遠征などにとられていたオフシーズンを練習に使い、自己を見つめなおした結果、今年はツアーメンバーただひとり、複数回優勝を果たし、現在賞金ランキングトップ。見事に復活を果たしています。
藤田選手の心「○3」は最先端の情報を素早くキャッチし、ポジティブにチャレンジしていきます。その際は一歩一歩着実なプロセスを重視し、細部にこだわります。
プロゴルファーとしての身体能力には恵まれていない彼、ドライバーショットはアベレージ275ヤードですが、ショートショットやリカバリーアプローチが巧みです。また、パッティングを得意とし、グリーンの状態によって違うパターを使いわけています。そんな器用さは「○3」の特徴でしょう。
ご自身のサイトに「いつだって新しいステージを受け入れる準備ができている」「未来のことは誰にも分からない。今、目の前のことにベストを尽くすだけ」と書かれています。
頭「△3」の、困難にぶつかっても何度でも立ち上がるチャレンジ精神や、世界を目指す気持ちが表れていると感じます。
アジアパシフィックオープンで優勝したあとのコメントで
「40代のおじさんが、年間3勝もしているツアーなんて世界のどこにもない。それはそれでどうなのか。向こうの選手は飛ぶ飛ぶ、とそれで終わってしまうのはどうなのか。英樹や遼と一緒に世界で戦う選手がもっと出てこないとダメ。若手改革が必要です」
と「オヤジの苦言」も忘れてません。
自分のことじゃなく、ゴルフ界全体のためを思う発言は、宿命「義」の面倒見の良さ、周りの人への義理人情がでてるのかも。
今後のツアーを占うにあたり、彼の運気を見てみますと、宿命「義」の今年は「成期・安」で、★★★★★の幸運期です。10月は気が緩みがちですが、11月は集中力が高まり良いプレーができそうです。そして12月と来年1月は最高の運気です。
ビッグトーナメントが続く秋の試合でも活躍し、きっと賞金王のツアー史上最年長記録を更新してくれることでしょう。これからも目が離せませんね。
いかがだったでしょうか？
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STRコミュニュケーション協会
それではまた来週。
