こんにちは。
STRコミュニュケーション協会の森松信樹です。
今年の上海の夏は、なんだか変ですね。カンカン照りで日中40度に届くかというのが通年だったのに、今年は雨が多くて涼しい夏になっています。
日本は変わらずの暑さの様ですが、先週末は避暑地・軽井沢で熱い試合が行われました。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメント。最終日11アンダーの首位でスタートしたイ・ボミ選手は前半ノーバーディ、1ボギーと苦しみます。同じ組の大山志保選手は、3つスコアを伸ばし首位に。
1打差で菊地絵理香選手が2位につけ、勝負は後半へ。
イ・ボミ選手は10,13,15番とバーディーを奪取し13アンダー。菊地選手も13,14番と連続バーディーで同じく13アンダーに。大山選手も13番をバーディーとして、3人によるプレーオフへ突入します。
18番パー4で行われたプレーオフは、菊地選手は右ラフからのセカンドショットがグリーンに乗らず、ピン1mに3オン。大山選手はグリーン奥8mに2オンしましたが、バーディパットは2mオーバー。イ・ボミ選手はフェアウェイからピンまで3mに2オン、これを沈めて今季3勝目を挙げました。
今季の賞金ランキングトップに立ち、生涯獲得賞金も史上3番目86試合目の早さで3億円をクリアしたイ・ボミ選手。勢いに乗っている彼女の大きな力になっているのが、エースキャディの清水重憲さんです。
今日のSTR診断は、イ・ボミ選手と清水さんについて見てみたいと思います。
<イ・ボミ 1988年8月21日生まれ>
【心:□4山】(本質。家族や恋人から見た人柄)
品が良く、自分の世界を持つ女性。見た目は穏やかな印象を与えますが、実はかなり傷つきやすくデリケートです。そのために臆病になり、あれこれ真剣に悩んでいますが、そのほとんどは取り越し苦労です。
何でも自分で出来てしまう器用な人なので、他人にも強要したり、口やかましくなってしまう点、独自の感頼りの決断から自分勝手に物事を決める事などが欠点。
【適応値:H23】(ストレスの受けやすさ)
団体生活での常識や社会の規範の中では少々適応値が高すぎます。上下関係においては、自分より数値の低い人にストレスを与え、意思が思うように伝わらず、仕事でぎくしゃくしてはかどらない事もあります。
<清水重憲 1974年7月10日生まれ>
【心:□2海】(本質。家族や恋人から見た人柄)
幅広い人間関係を円満に保つ事が出来る、バランスの取れた男性。偏りのない常識的な言動が、みんなを引き寄せる魅力の一つです。
能力や才能のみで他人の価値を計ってしまうので、冷淡で情の薄い人と誤解される事があります。本当は面倒見の良い、開放的で大らかな人物です。博識に培われたモノの見方はパーフェクト。
【適応値:0】(ストレスの受けやすさ)
団体生活で生きて行くのにマッチした人と言えます。規範に従うことにあまり抵抗を感じません。男性、女性ともに会社などの組織で働く事を無難にこなします。
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清水重憲さん、愛称「ノリさん」は、近畿大学ゴルフ部出身、大学卒業後にプロキャディーとなります。1998年には田中秀道選手と6勝、2004年からは谷口徹選手の専属キャディーとなり、その年4勝に貢献。2007年には谷口徹選手と上田桃子選手を同時に賞金王と賞金女王に導いた2冠キャディとして一躍有名になります。
心が「□2」の彼は、誰に対しても公平であろうとする優しさがあります。また適応値も「0」なので、あたりもソフトに感じることでしょう。
「□2」の人はバランス感覚とマネジメントが得意で、判断も的確です。ただ即断即決は苦手なので、大きな決断にはじっくり考える時間が必要です。
イ・ボミ選手ですが、心が「□4」の彼女は、ペース配分が必要な勝負に強く、長期的な願望を堅実、現実的に実現させる強さがあります。また感受性が強く、相手の発言からその真意を推し量るのが上手です。
イ・ボミ選手は清水さんのことを
「いつもリラックスさせてくれてプレーできていますし集中できています。ラインも一緒に読みますし、クラブの選択も上手です。私はいろいろ考えてしまうけど、ちゃんと決めてくれるのでいいですね」
と言っています。
また終盤16,17番のバーディーチャンスでパットが決まらなかったときには、「プレーオフになれば強いんだから」という清水さんの助言で冷静さを取り戻したそうです。
ふたりの相性なのですが、イ・ボミ選手が「親分」で清水さんは「子分」の関係です。清水さんが「親分」のイ・ボミ選手のために、一生懸命に尽くす関係です。なんでも言う事を聞いてくれる「子分」ですので、キャディーとしては抜群の関係ですね。
同じ「□」なので、価値観も似ていて話も伝わりやすいです。適応値の違いによるストレスについては、清水さん「0」からイ・ボミ選手「H23」にはストレスを与えないので、プレーに大きな影響はないでしょう。
ピンチでも終始にこやかにプレーするイ・ボミ選手を支える清水さん。この信頼関係を続けて、今年の賞金女王を一緒に狙ってもらいたいですね。
いかがだったでしょうか?
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STRコミュニュケーション協会
それではまた来週。