こんにちは。
STRコミュニュケーション協会の森松信樹です。
上海はどんよりと曇っている日が続いていますね。先週は、体調を崩してしまい全く仕事にならなかったので今週こそは、溜まったタスクを解消して青々とした新緑を早く眺めたいなぁと思ってます。
さて今日は、人がそれぞれ持っている見えないエネルギー「適応値」の活用方法についてお伝えします。
<前回の振り返り>
と、その前に、3タイプと適応値の復習です。STRでは誕生日から「素質」を調べ3タイプに分類します。
○タイプの人は相互主義で、ケンカをしたくなく、なにごとにもプロセスを大切にします。
□タイプの人は自己主義で、ペースを乱されたくなく、結果を重視します。
△タイプの人は自由主義で、ワクにはめられたくなく、今すぐ動こうとします。
そして「適応値」は、人がそれぞれ持っているエネルギーの数値です。0を基準に、High(パワフル)と Low(デリケート)に分けます。0〜High20が一般的な値で、いわゆる普通の人です。それよりも高い人はパワフルで、0よりも低い人はどちらかと言うとデリケートです。
まだタイプや適応値を知らない方は、ここで診断してみましょう。
STRコミュニュケーション協会
<適応値の活用方法>
適応値がHigh21以上のパワフルな人は、そのエネルギーを人のために使うのが良いでしょう。または、趣味をたくさん持ったり、仕事を掛け持ちするのも可能です。一つのことに集中し過ぎてストレスが溜まった時は、別な場所でストレス発散しましょう。部下や家族には、優しすぎるぐらいで丁度いいでしょう。
Low1以上のデリケートな人は、そのエネルギーを自分のために使いましょう。可能な範囲で一人の時間を作り、人と接する時間を少なくしましょう。フリーランサーや、組織でも自由なポジションで動けるほうが適しています。長時間、人と接していると知らず知らずにストレスを受けてしまいます。
<対人関係での影響>
「適応値」は、二人以上の対人関係においてじわじわと影響がでてきます。
互いの数値の差が、20以内であれば、さほど問題ありません。どちらもストレスを受けも、与えもしません。数値の差が20以上あった場合ですが、高い人は、低い人の声を受け取りにくいので、よく耳を傾け、
物足りないかなというぐらいの熱意で接しましょう。一人に集中せずに大人数に分散させた方がいいです。
低い人は、高い人と無理して長時間つき合わないほうがいいです。伝わりづらいので一生懸命に気持ちを伝えてください。でも時間はほどほどに。高い人のエネルギーを利用するぐらいの気持ちで、わがままに振る舞ってもOKです。
どうでしたか?
周りにいる人で、どうも威圧感を感じたり、存在感がなかったりする人はもしかすると適応値の差が大きい人かもしれませんね。
次回は「3タイプの口癖と循環法則」について、お伝えしたいと思います。それではまた~