今回のテーマ:对手
老師:あったかくなってきましたね。ゴルフにはいい季節ですよね?
編集長N:春はいろんなコンペがあるんですよ。大学のOB会の対戦とか。
老師:へえ、そんなのもあるんですね。
N:上海は盛んですよ、そういうの。
老師:中国ではあんまりない気がします。
N:日本人は結構真剣に戦うんですよ、いい大人が。
老師:いい大人が。
N:そう。勝って何するかって、校歌をみんなで歌ったりとか、優勝カップにビール注いで回し飲みしたりとか、そんなことなんですけど、これが結構盛り上がるんです。
老師:楽しそうですね。
N:特にライバル校同士だったりすると、勝った負けたで大騒ぎです。
老師:「対手」ですね。
N:対手、ですか。
老師:そう、ライバルのことです。
N:ああ。上海だと、日本人同士仲良くしましょうという前提がありますからね、こういう機会に思いっきり戦いたいという欲求がはじけるのかもしれません。
老師:そういう試合には出るんですか?
N:先月もありましたよ。この本のコンペレポのページにも載っているはずです。
老師:勝ったんですか?
N:勝ちましたよ。
老師:ちゃんと貢献できた?
N:会場まで行ったのに手が痛くて出なかったんですよ。
老師:ああ、だから勝てた。
N:いやいや……
教わる人:編集N
幸か不幸か片言の中国語で生きながらえてきてしまった中国6年生。
老師:薛凤丽(シュエ・フォンリー)
ライチ中国語教室塾長。中国講師歴4年。