年の瀬といわれても

忘年会なのか新年会なのか

いよいよ1月も最終週、そろそろ春節の気配が色濃くなってきました。

日本人の感覚としては、すでに年をまたいでしまった後で「年末」がやってきて街中が新年を祝うムードになってくることには違和感を覚えずにはいられません。今回で、中国で迎える7回目の春節になりますが、いつまでたってもこの旧暦の習慣にはカラダが馴染まないというか、ぴんとこないものです。

今年の春節は2月9日〜15日が休暇になります。

カレンダー的には1週間の休みですが、実際には春節の2週間前くらいから世の中の機能は徐々に制限されてきます。すでにタクシーは捕まりにくくなってきているし、街中はなんとなくそわそわした感じで落ち着かない。昨日書いたように工事をしたくても人夫の確保ができないなど、仕事への影響も当然少なくありません。休みが明けてもすぐには正常化しないものなので、中国では春節を挟んで実質丸々1ヶ月くらいはいろいろなしわ寄せを受けることになります。

春節期間中は、日本人はたいてい帰国するか、どこか海外へ旅行に行くかでしょう。あるいは休みのつもりで帰国しても、日本の本社は稼働しているので結局出張のようになって仕事を突っ込まれるという人も少なくないようです。

今年は2月11日〜17日の日程で帰国することにしています。東北の山奥の温泉にでも、というわけには残念ながらいかなくて、中国が止まっているこの機会に日本での仕事に専念しようかな、という感じ。最後の3日間はジャパンゴルフフェアが開催されるので、なかなか慌ただしい帰国になりそうです。

休みに入る前、年内にどこまで追い込めるか。日本的には新年会、中国的には忘年会と、これから連日飲む機会でびっちりですが、この時期に周りの年末モードに流されずにしっかりと新年に向けての準備をしておかないと、休み明けにバタバタになることくらいはもういいかげん学習しているので、本日は自戒を込めてのエントリーです。

今週が、年内の最後の山。ええと、決して飲みすぎないように、体調管理はしっかりと。