今回のテーマ:度假村
老師:なんだかリゾートみたいな恰好してますね。どうしちゃったんですか? 休暇でも取れましたか?
編集N:まさか。そんなわけないでしょ。だいたい休む前から恰好だけリゾートになってどうするんですか。
老師:すっかり舞い上がってるのかと思っちゃいました。キャラから考えて。
N:まあ、リゾートコースには今日行ってきたところですけどね、取材で。もちろんプレーなしで……。
老師:あらま。ところでリゾートは中国語で「度假村」って言うんですよ。
N:どこに取材しに行ったんですか、とか聞かないんですか?
老師:あら、聞いてほしいですか? どこに行ってきたんですか?
N:九龍山っていうリゾートでね。ちょっと遠いけど最高のコースですよ。海あり山あり、変化に富んでてね。
老師:でもゴルフはできなかった、と。
N:ええ。コースに行ってもゴルフできないなんて、行かない方がマシですよ。
老師:仕事なんだからいいかげん諦めてください。まあ、気分だけでもリゾートってことでいいじゃないですか。早くしっかりとお休みが取れて、遊びに行けるといいですね。
N:なんですかそれ。哀れみですか?
老師:私、夏休みにはハワイにでも行ってこようかなっと。おみやげ、何がいいですか?
N:なんだ、リゾート気分なのは自分じゃん……。お願い連れてって!
老師:絶対にヤダ!
教わる人:編集N
幸か不幸か片言の中国語で生きながらえてきてしまった中国7年生。
老師:薛凤丽(シュエ・フォンリー)
ライチ中国語教室塾長。中国講師歴5年。
時には優しく、時には厳しくがモットー。