VOL.34 “アゥエイ”でもらしさを見せた!新星ジョーダン・スピースの初来日

こんにちは。STRコミュニュケーション協会の森松信樹です。

先週は日本男子プロゴルフツアー「ダンロップフェニックス」が宮崎・フェニックスCCで開催されました。松山英樹、石川遼が出場し、また期待の新星ジョーダン・スピースも初来日しました。本場アメリカツアーを主戦場にする若手のシード選手3人が揃ったのは素晴らしいですね。

ツアーの結果は最終日、単独首位から出た松山英樹が5バーディー4ボギーの70で回り、通算15アンダーの岩田寛に並ばれプレーオフに。プレーオフ前の握手で強いまなざしで東北福祉大の先輩と向き合うと、岩田は自滅し、松山はパーセーブで勝負を決めました。松山は国内ツアー今季2試合目の出場で初優勝を飾ります。

そんな松山英樹と、4日間同組で回ったジョーダン・スピース。惜しくも1打差で3位タイに終わりましたが、今日はそんな彼を取り上げたいと思います。

ジョーダン・スピース 1993年 7月27日生まれ>

【宿命:我】(生き方。人生のシナリオ)
一つのことにじっくり時間をかける努力タイプです。要領は良くないが、決めた目標を必ず達成する信念を持ち、中途放棄はしません。しかし、協調性に乏しく、他人や組織のペースに合わせようという気にはならない頑固な人です。守りを主体に考え、困難に直面した時、強固な意志力を発揮します。

【心:□3地】(本質。家族や恋人から見た人柄)
明るくいつも若い気質を忘れないさっぱりとした男性。ユーモアにあふれ、サービス精神満載で周囲に笑いがたえません。小さい事には拘らず活動的ですが、神経質でプライドが高い一面もあり、メンツを傷つけられるとショックを隠しきれない見栄っ張り屋です。好き嫌いがはっきりしていて、負けず嫌いな為、自分を必要以上に大きくみせようと頑張ります。

【適応値:L3】(ストレスの受けやすさ)
ストレスを溜めやすい傾向にあり、発散することが苦手です。一見、誰にでも同じように対処しているように見えますが、力関係によって背伸びしたり、虚勢を張ったり、精一杯対処しようとする傾向があります。

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アメリカ・テキサス州ダラス出身のジョーダン・スピースは、全米ジュニア・アマチュア選手権で2009年と2011年に優勝します。この選手権で複数回優勝したのはタイガー・ウッズに続き二人目です。

2010年、16歳のときには、HPバイロン・ネルソン選手権に推薦枠で出場し、高校生離れした立ち居振る舞い、ファンを魅了するアグレッシブなプレースタイルをみせ、史上6番目の最年少予選通過記録を更新。一時は7位タイと大健闘します。

2012年12月にプロ転向し、2013年シーズンの「ジョンディア・クラシック」で早くもツアー初優勝。戦後初の10代優勝で脚光を浴び、2013年のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)に輝きます。

今季はマスターズ2位と優勝にからむプレーを繰り広げています。

彼の宿命「我」は、広い大地に大きな根をはり、ゆっくりと大きく成長していく大樹のようなイメージです。自分のスタイルを重視し、あまり人の意見は聞かない頑固者ですが、ゴルファーとしては相手に惑わされないタフなメンタルが武器となります。

「スピースもまた人間のはずだが、その落ち着きぶりを考えると彼がもがく姿は想像しがたい。派手さはないものの、手堅いプレースタイルはベテランの域。ラウンド後の報道陣とのやり取りも、何十年もツアーでプレーしている選手のようだ」と、若いころから言われてきています。

また心の「□3」は、天真爛漫な子供、どこまでも駆けていくパワーと向上心があります。16歳で出場したHPバイロン・ネルソン選手権では、3日目と最終日の攻め方について記者に聞かれ、こう答えています。

「自分の考え方は今日も昨日も変わっていない。最終日は今まで経験した中で最も難しいタフなピンポジションになるのは分かっている。でも自信があればどんどんピンを狙っていく。だって失うものは何もないんだ。躊躇する理由なんて何もないし、やってみてダメならそれまでだ」

「□3」のチャレンジ精神は素晴らしいものがありますね。

彼は飛ばし屋ではないですが、ショットの正確性と、パッティングが持ち味です。その巧みさは、パットの名手であるブラッド・ファクソンが解説しています。

なんと、ボールを見ないでパットを打っています。練習でやるゴルファーはいるかも知れませんが、マスターズの大舞台でこれを平然とやってのける精神。それもロングパットではなくショートパットで。

常識から考えれば、これは非常識な打ち方だと思いますが、バスケットボールのフリースローと同じだと思うと、理に適っているかも知れません。解説のファクソンも言ってますが、ゴルフにおいてもターゲットに意識を集中することが大事です。カップを見ることで方向性が良くなり、ストロークがスムーズに、インパクトが緩みづらくなります。

今回のダンロップフェニックスでは、宮崎入りした後の水曜日から体調を崩します。異国の地で経験する突然の体調不良、寒気とだるさ、さらに喉の腫れ。38.2度の発熱をし、咽頭炎と診断されます。薬を飲みながら戦っていました。逆境にめげない「我」を感じます。

また松山のことを「ヒデキは勝負師の本能を持っている」と讃えています。最終日スピースは、16番で6メートルのバーディトライを沈めますが、「17番で長いパットを決めたり、18番も外せば終わりという場面でヒデキはバーディを獲った。ヒデキは勝つためには何が必要かを知っていた。僕は大事なところでパッティングがわずかにショートしたり、カップに蹴られたり。今日は自分に流れが来なかった」と悔しがっています。

一つ年上の松山と過ごした“アウェイ”での4日間は、21歳のジョーダン・スピースにとっても充実した初来日となったことでしょう。

来年も引き続き運気がよく、エネルギッシュに活動できるときです。逆境にあってもへこたれたりせず積極的に行動に出れば成果が期待できます。これからも楽しみですね。

いかがだったでしょうか?

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それではまた来週。

STRコミュニュケーション協会CIO・森松信樹