VOL32.HSBCチャンピオンズで大躍進の岩田寛、賞金王獲得なるか!?

こんにちは。
STRコミュニュケーション協会の森松信樹です。

今季の日本男子ツアーも残すところ4試合となりました。11月13日からは「三井住友VISA太平洋マスターズ」が静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで行われます。

賞金王争いも佳境を迎える中、先週のHSBCチャンピオンズでは、1打差の2位からスタートした岩田寛選手が、通算10アンダーの3位タイに食い込み話題を呼びました。

最終日の18番パー5、入れればプレーオフという3.5mのバーディーパットはわずかにカップの左を抜け、日本勢初の世界選手権シリーズ優勝は消えてしまいました。普段は口数が少なく、感情を表に出さない岩田選手が「今は悔しくて泣きそう」と言葉を漏らしました。

今日は、現在日本ツアー賞金ランキング4位の岩田寛選手を取り上げたいと思います。

岩田 寛 1981年1月31日生まれ>

【宿命:我】(生き方。人生のシナリオ)
一つのことにじっくり時間をかける努力タイプです。要領は良くないが、決めた目標を必ず達成する信念を持ち、中途放棄はしません。しかし、協調性に乏しく、他人や組織のペースに合わせようという気にはならない頑固な人です。

【心:□3地】(本質。家族や恋人から見た人柄)
明るくいつも若い気質を忘れないさっぱりとした男性。ユーモアにあふれ、サービス精神満載で周囲に笑いがたえません。好き嫌いがはっきりしていて、負けず嫌いな為、自分を必要以上に大きくみせようと頑張ります。しかし直感的な見通しや思慮に欠ける所を自分で認めているので、努めて慎重な姿勢を取ろうと客観的な合理主義的考えで補うように心がけています。

【頭:△3】(考え方。仕事の時の様子)
夢と希望に満ち溢れた、天真爛漫、好奇心旺盛な冒険家。即決即行動の失敗を恐れず、やってやれないことはないと思う精神性。こうと決めたら一直線に粘り強く、七転八起の精神で何度でもトライして行く。
常に可能性追求し、皆の中心が大好きで、世界で通用する人間を目指す。

【適応値:H15】(ストレスの受けやすさ)
団体生活で生きて行くのにマッチした人と言えます。規範に従うことにあまり抵抗を感じません。会社などの組織で働くことを無難にこなします。

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岩田選手は、現シニアツアーの認定プロで、ゴルフ練習場を経営する父親の影響を受け、14歳からゴルフを始めます。同じ練習場に通っていた4年先輩の星野英正に影響を受け、仙台育英、東北福祉大学に進学します。ちなみに大学時代の同期には宮里優作、2年先輩には谷原秀人がいます。

2004年からプロに転向、ビッグタイトルこそありませんが徐々に力をつけ、2006年に初シードを獲得します。2007年には「日本シリーズ」を含め3位に3度入り、賞金ランク16位に。同年は平均パット1位に輝いています。

初優勝は時間の問題と言われてましたが、悲運が続きます。2008年の「つるやオープン」では残り2ホールで2打リードしていたにも関わらず、上がり2連続ダブルボギーで敗れます。また、同年の「フジサンケイクラシック」では、18番ホール、決めれば優勝濃厚だった1mのバーディパットを外し、プレーオフで敗退しています。

長い苦労の時期を超えて、2014年シーズンは、「東建ホームメイトカップ」2位、「中日クラウンズ」4位、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」2位と好成績をあげ、悲運を晴らすべく、ついに「フジサンケイクラシック」で優勝を勝ち取ります。

優勝コメントでは「無愛想な僕ですけど、あたたかい応援ありがとうございました」「喋るのが苦手でスミマセン」と、何度も微妙な間合いを入れながら、モゴモゴと喋っていました。

心「□3」本来の姿は、半袖短パンで校庭を駆けまわる、やんちゃ坊主のイメージです。普段の岩田選手をよく知る、大学の同級生で専属キャディの新岡隆三郎さんは、「普段のヒロシは冗談しか言わない。酒をのんだらもっと面白くて、喋りっぱなし。いつもどおりに喋ったらいいのに」と語っていました。

また「普段は温厚な性格なのに、ゴルフとなるとキレやすく、ひとつのミスでやる気を無くしてしまうところがある」と、「□3」らしい、目前の勝負にこだわるところ、集中力が短いところを指摘しています。

「どのスポーツをする時も、僕の中にはアメリカがあった」と岩田選手は言っています。中学では野球、その後スケートボードもしていて、プロになろうと考えていました。頭「△3」の人は、小さなフィールドではなく、何ごとにも世界を目指す思考をします。

ただ野球部を辞めるとき、父親の光男さんの怒りの矛先をかえるため「これからは、ゴルフをやります」とその場しのぎの嘘を言ってしまいます。
「□3」はすぐにバレるような嘘をつくのですが、宿命「我」の目標を必ず達成する意志がまさり、ゴルファーとして成長していったのでしょう。

彼を大きく変えたのは、2011年3月11日の震災でした。沖縄合宿から帰る機中にいて彼自身は難を逃れましたが、仙台空港に停めていた高級外車は津波に流されてしまいます。津波は、大学ゴルフ部の同級生の奥さんとお子さんの命も奪ってしまいます。「被害にあった人たちの気持ちを思うと泣きそうになる」と心情を吐露し、「ゴルフで二度と切れないで、初優勝を飾る」と誓ったのがこの時です。

そんな「我」の粘り強く信念を貫く姿勢は今も続いています。HSBCチャンピオンズでも、2人の全米オープン王者であるグレーム・マクドウェルとマーティン・カイマーと戦った最終日最終組も、淡々とプレーします。

「一緒に回った2人も変なミスをしてたんで……この人たちも人間なんだなあと思った」

そう肌で感じられただけでも、世界最高峰の舞台を目指す岩田選手には、とても意義のある挑戦だったでしょう。今週の太平洋マスターズでの活躍を期待します。

いかがだったでしょうか?

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それではまた来週。

STRコミュニュケーション協会CIO・森松信樹